可愛くはない兎の絵本『The Rabbits』が面白かった

紀伊國屋新宿南店の6階へ行ってみたら、エレベータ降り口の目の前に、英語原書の絵本が紹介されていた。Shaun Tan(ショーン・タン)という絵本作家の作品。表紙を見て一瞬「これ何の絵? どこに兎が?」と思っちゃったけれど、よくよく注意してみてみると、たしかに兎だ。

これはもしや面白い作品なのでは……と手にとって、中を読んで見た。

あるとき、どこからかやってきた兎たちが、次第に大地を浸食していく様子を、淡々と簡単な言葉で描き出している。オーストラリア大陸に起きたことの寓意になっている。

絵に迫力があるし、文章も淡々としているけれど強い。メッセージも深い。大人の絵本としてオススメ。英語も簡単よ。

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2件のフィードバック

  1. 2018年12月4日

    […] 以前『The Rabbits』を読んで以来、けっこう注目している絵本作家。 […]

  2. 2019年6月24日

    […] 以前『The Rabbits』を読んで以来、けっこう注目している絵本作家。 […]

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