イタリア・ボローニャ国際絵本原画展 板橋区立美術館に行ってきた!

イタリア・ボローニャ国際絵本原画展

いろんな国の絵本原画がいっぱい。

 

会期の最終日になっちゃったけど、板橋区立美術館のイタリア・ボローニャ国際絵本原画展へ。カミさんと娘は昨年来ているけれど、私は初。

「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」というのがボローニャで開催され、その作品を日本でも公開しているのが板橋区立美術館(と大阪の方にもう1つ)。

この原画展が開催された縁で、いたばしボローニャ子ども絵本館というのもあるくらい。

板橋区と交流のある外国都市 | 板橋区

 1981年板橋区立美術館において「第1回ボローニャ国際絵本原画展」を開催して以来、板橋区とボローニャ市は、両都市の代表者が相互に訪問し、また、ボローニャ見本市協会からの児童図書寄贈を受けて「ボローニャブックフェアinいたばし」を開催するなど、交流が続いています。2004年9月には同市から寄贈された絵本を収蔵する「いたばしボローニャ子ども絵本館」が開館しました。2005年7月に友好都市提携を締結しました。

国際絵本原画展なので、(イタリアではなく)いろんな国から応募された絵本が展示されている。その辺がタイトルからなかなか読み取りづらいんだけども。ヨーロッパ諸国はもちろん、アジア諸国など多彩な国の絵本原画を見ることができる。独創性を重視して選定しているようなので、けっこう面白い。各作家ごとにイラスト数点が展示されている。

作品リストをもらって、鉛筆を借りることができる。私が見たうちで面白そうと感じたものは以下。添付のURLは、英語作者名+英語書名(日本人は日本語作者名+日本語書名)で検索して出て来たwebサイトから、関連高そうなページを表示。

Mariachiara Di Giorgio(マリアキアラ・ディ・ジョルジョ)/イタリア『Due Ali(ふたつの羽根)』

“Due Ali” di Cristina Bellemo, illustrazioni Mariachiara Di Giorgio prossima uscita Primavera 2016 per Topipittori

Eunyoung Choi(チェ・ウンヨン)/韓国『The talkative moon(おしゃべりなお月さま)』

Eun-Young Choi (@flycookie) | Instagram photos and videos

Francesco Giustozzi(フランチェスコ・ジュストッツィ)/イタリア『Let’s play …(…で遊ぼう)』

Francesco Giustozzi on Behance

Mira Gysi(ミラ・ギジ)/スイス『DIE KUH, DASS KESSI UND DER KÄSE(牛とやかんとチーズ)』

→DIE KUH, DAS KESSI UND DER KÄSE : MIRA

稲葉朋子/日本『New City Plan -新しい都市計画-』

ボローニャ国際絵本原画展(2016)に入選しました – 稻葉朋子の日和見画業

名司生/日本『コロポックル』

Card

Oskar Laurin(オスカル・ラウリーン)/スウェーデン『The Letterthief(文字泥棒)』

Oskar Laurin

深山まや/日本『デイジー・サラ・ベスと夏至祭り』

Illustration – mayamiyama Jimdo

miyauni(みやうに)/日本『ねずみくんと大きなチーズ』

板橋区立美術館で始まります。 | miyauni

大越順子/日本『休日』

→Tea time トップ

Sara Porras Carrasco(サラ・ポラス・カラスコ)/スペイン『Her Journey(彼女の旅)』

SELECTED IN BOLONIA CHILDREN’S BOOK FAIR 2016 – Sara Porras

Marco Quadri(マルコ・クワドリ)/イタリア『Oltre le corde(ロープの向こう側)』

Oltre Le Corde – Marco Quadri

Saedeh Sabetniya(サイーデ・サーベトニヤー)/イラン『Round and round again(ころがるよ、ころがるよ)』

saedeh.sabetniya @artict_836 Instagram Profile Photos and Videos • Yooying

たけうちちひろ/日本『ぼくの作り方』

ぼくの作り方。

Martina Vanda(マルティナ・ヴァンダ)/イタリア『A journey around town(街に出よう)』

Martina Vanda

※本展パンフレットにおける英語タイトルと日本語タイトルの付け方がよくわかんないのだけれど、英語タイトルはボローニャ展の時点で出展者が付けたもの、日本語タイトルは板橋展の際に付けたものであろう、という推測に基づき、英語タイトルの方が出展者の意図に近いと判断した。かと思うと、元々の作者ページで見られるタイトルを見ると資料タイトルとビミョウに異なっているものもあり、よくわからない。

娘はカミさんとフリースペースで絵本をたくさん読んでいた。とはいえ原語なのでなかなか読むことはできない。 カミさんが「読めない」とギブアップし、娘が持って来たのは朱成梁『老糖夫妇去旅行』、目録によればジュ・チョンリャン『キャンディ夫妻の旅』だ。漢字と絵を見て想像で補いながら、なんとか読み終えた。 →朱 成梁 老糖夫妇去旅行 – Google 検索

Amazonでは同じ作者によると思われる作品が「チュ チョンリャン」となっている。

まとめ

絵本の原画展ということで、ごく短いストーリーは紹介されているけれど全貌がつかめないものも多い。フリースペースには絵本が置いてあるけれど原語版が多い。ということで、ストーリーを楽しむというよりは、絵を楽しむ感じになると思います。

ストーリーは想像で補うのがいいかな。

 

イベント情報

  • 対象年齢 3〜6歳 / 小学校1〜3年生 / 小学校4〜6年生
  • 住所 〒175–0092 東京都板橋区赤塚5–34–27
  • 最寄り駅 都営三田線「西高島平駅」下車 徒歩13分 
  • バス 東武東上線「成増駅」北口2番のりばより「(増17)美術館経由 高島平操車場」行き「区立美術館」下車
  • 赤羽からの所要時間 35分(バス) [venue id=4b5ac21df964a5207ed328e3]
  • 営業時間 9時30分〜17時(入館は16時30分まで) 月曜休館
  • 電話番号 TEL: 03–3979–3251 FAX: 03–3979–3252 展覧会テレフォンサービス: 03–3977–1000

20160814-10-51-40

イタリア・ボローニャ国際絵本原画展リーフレット
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