Maker Faire Tokyo 2020に行ってきた!

娘と一緒にMaker Faire Tokyo 2020に行ってきました!

毎回行きたいと思っているけれど、毎回微妙に用事が入って行けない感じ。

今回は午後から用事があったのですが、午前中に行ってくることにしました。

コロナ禍の影響で規模は小さめ。東京ビッグサイトの西ホールワンフロアです。

事前申込み制。Webサイトからチケット申し込みサイトに移動して申し込みます。発券はローソンのLoppiから。

私事ですが、普段あまり使わないため、ローソンの発券はアカウント探す所から始まり、やり直しも多く、支払い方法で困惑したりと時間がかかります。早めのお申し込みがおすすめです。Webで予約せずにLoppiだけで申し込むこともできます。個人的には文字の入力がしづらいので、Webの方がおすすめですが……。

コロナ禍のせいでブースの間隔も広く、午前中だったおかげかそこそこの人出で、娘と一緒に楽しめました。3時間だけだったのですが、娘はもっといたかったようです。

入場行列

入場前の行列の間に入場者登録をするよう促されます。この登録メール着信画面を見せないと入れてもらえません。

ジャイアントハンド

感圧センサーで手の動きをトレースする試み。無線を使用しているので遠隔操作も可能!

使用しているのはただのサーボモーターだそう。それでこんな動きが出せるんですねえ。

子どもプログラミング喫茶

顔認識でみんなの顔に落書き?が乗ります。

背中向けてる人の後頭部にも顔が出てて二口女状態になってるのに娘はウケてました(笑)

人工筋肉

紙で作った人工筋肉。空気圧で伸縮する人工筋肉の組み合わせで肘の動きを作ったり、3本の筋肉の組み合わせで収縮する位置を調整したり。

こういうの、何か明確に学業にプラスになりはしないだろうけど、考え方を知っておくと役立つ時があると思うんだ。

ロボット

フォークリフト状のロボットを操作して、空き缶を掴んで持ち上げ、別の空き缶の上に置きます。

娘にはレバー操作が意外と難しい様子。これはもっとゲームをさせないといけませんな。

手作りバーチャル・ワールド

漫画の世界に入り込んで記念撮影。

モザイクかけちゃうと今一つ雰囲気が伝わりませんな……。

ゾートロープ

これは「ジブリ美術館」でも見たぞ。回転させると動いているように見えるやつです。

マーブルマシン

パチンコ玉? が延々動き続けるマシン。コンパクトで可愛いです。見ていて飽きません。

娘は「ジェットコースターみたいになってる!」と心動かされてました。

電飾シューズ

やはり女子というべきか、娘はけっこう惹かれてました。「買って」って言い出すかと思いましたが、意外と言わなかったのは、手に入ると思ってなかったのでしょうか。

よるの遊園地

夜の遊園地をモチーフにしたペーパークラフト作品。

電飾が光るだけではなく、コントローラーで七色に光らせたり、色を変更したりできます。娘は自分で光を調整して「これがいい」と悦に入ってました。

ラジコンカート

ラジコンにカメラを積んで運転できるという、昔はわりと漫画のネタでしかお目にかかれなかったようなものが普通に実現可能に。世界は確実に進んでいますね……。

この日は一般の試乗はできませんでした。娘残念そう。これもコロナ禍の影響かな?

食べられる皿

ダイソーで売っている「氷のお皿を作るキット」を使って、寒天や砂糖を加えると、溶けない上に美味しいお皿が作れるのです! と力説するお兄さん。

娘も大ウケ。「作りたい」と意欲を見せていました。今度ダイソー行ったら買ってみますかね。

ころがりうむ

箱の上にある投入口からビー玉を入れると、画面に不思議な可愛い生物「ころがりうむ」に変わって落ちてきます。

ビー玉の位置を認識して映像を重ねている……?と思ってブースの方に聞いてみました。そこまでのことはしていなくて、箱の中のビー玉の位置と画面のころがりうむの位置は一致しないとのこと。投入されたタイミングだけ見て、同じタイミングでころがりうむが画面にも投入される、ということだそうです。画面内の動きが真に迫っていて、「ビー玉が生き物になった」という設定に真実味を与えています。

ころがりあん(ころがりうむ公式)さん (@korogarium) / Twitter

3Dプリンタでつくる暮らしの道具

リハビリ指導などの中から出てきた「生活の困りごと」を3Dプリンタを使った製作物で解決する試み。握力が弱くて缶を握れない人のためのハンドルとか、お好み焼きをひっくり返せない人のための新型フライ返しとか。

面白かったのは(写真を撮り忘れた)牛乳等のテトラパックを開くための補助具です。三角の屋根の部分に左右それぞれハンドルを噛ませて開きやすくできるようになっていました。写真撮らせてもらうの忘れたな……。

ユカイ工学

尻尾のついたクッション。なでたり可愛がったりする振動を検知して、それに応じて尻尾がフニフニと動く。なんとなく可愛い(笑)

ストローを使って作るロボットキットもありました。「ユカイなぼうけんクラフトキット」です。

それを使った小学生ロボコンも実施しているようです。娘が「欲しい」と言うので「ちゃんと作る」という確約をとってから購入しました。なにせ、こういうものに興味を示した瞬間がチャンスですから。

会場では通常より少しお安くなっていました。

ワガラザウルス

背びれが和柄担っている恐竜ロボット。椅子に座っている二人がコントローラーで操作しているのですが、それを悟らせない動きがすばらしいです。自律系のロボットに見えるくらい。

動きの中でもインパクトがあるのはダクテッドファンブレスで、これは必殺技といってもいいでしょう。ボールを空中に保持できます。インスタ映えすごい。

バナナのおもちゃなどを顔の前に出すとかじってくれます。

子供に大人気。

5指ロボットハンド

ジャイアントハンドと似たようなトレース系ですが、こちらはジェスチャーセンサーユニットで手を見て認識しています。

このジェスチャーセンサーユニットは人気らしくて、他のブースでも使っている人を多数見かけました。そういえば先日の「文化庁メディア芸術祭展」でも見かけた気がします。

ロボットアームと小型プロジェクタ

プラネタリウムみたいなドーム状のスクリーンに、プロジェクターユニットを使って仮想空間の映像を映し出しています。ジェスチャーセンサーでプロジェクターの向きを変えると、その向きに応じた映像が表示されます。あたかもドームの向こうにある世界を、サーチライトで照らしているかのようです。

私はこんなちっちゃなプロジェクターユニットあるんだなー、というところに反応してしまいました。娘はゴリラが落ちていく映像に反応していました。

楽器、ロボット

かめの甲羅の背中を叩くと叩いた箇所に応じて音が鳴ります。センサーで棒が近づいた時に反応しているようです。

ロボットはコントローラーのボタンに応じてプログラミングされた動作をするもの。体の大きな子供が占領していて嫌な感じでした。親も何も言わないんですよね……。

球形ロボットomicro

スマホのコントローラーで操作できるロボット。プラスチックの球の中に車輪付きのユニットが入っていて、ユニットが走行するとボールが押されて動くようになっています。動きに揺らぎがあってとても愛嬌があるのですが、それは球体のサイズが少しゆったり気味になっているからだそうです。

今回見たロボットのうちで一番可愛かったかも。動きの愛らしさ。

ロボット

赤いボールを認識して追いかけるロボット。自律タイプ。

もう一つは二足歩行ロボット。コントローラーで操作するタイプです。結構なスピードで歩くだけでなく、立った状態から逆立ちに移行し、足を振った後、再び立ち上がるというバランスのすごさ。前に転んでも後ろに転んでも自分で立ち上がることができるのには驚きました。

Cybozu kintone

スポンサーブースの一つ。

居合い抜きコンテスト。画面に敵の姿が表示されてから、木の小刀を抜いて戻すまで何秒かかるかを競うゲームです。隣に置いてある人形の首がコロリと落ちるのがまた絶妙。

鉛筆転がしゲーム。赤と緑の鉛筆を台の中に転がすと、出目に応じて画面内のキャラクターの攻撃が決まります。鉛筆の側面に非接触の電子タグが埋め込まれていて、台の下のセンサーに近接すると出目が選択されるのだそうです。

どちらも一応kintoneの画面を使用しています(笑)

ピアノの可視化

ピアノを演奏すると弾いたキーに応じてLEDが光ります。MIDIを拾って出しているとのこと。見た目がかっこいい(笑) 小室哲哉氏に弾いて欲しい。

包丁

切ったものに応じて音が出る包丁。普段と違う音が出るとなんか変な感じですね。

電子サバゲーシステム

自作の赤外線銃で撃ち合うことができます。銃の上部に受光部があり、そこに被弾すると体力が減る仕組み。ちゃんとゲームとして成立しているところが素晴らしい。

演算ユニット、受光ユニット、バッテリーなどを組み合わせた銃がちゃんと銃っぽくて素敵でした。

手のひらサイズペンプロッタ

ペンで絵を描くプロッタ、しかし手のひらサイズ。小さな機械が名刺サイズのカードに一斉に絵を描く様子はまさにロマン。

まとめ

娘は名残惜しそうでしたが、その後の予定もあり、13時前に会場を離れました。

いろいろな人がいろんなものを作っている雰囲気、伝わったらいいんですけれども。

お父さんこういうのあまり得意ではないので、せめて見て「楽しそうだな」って思っておいてくれたら、と思っています。

知人がまとめ動画を上げていたので最後に紹介しておきます。

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