3歳の娘に子供用自転車を選んでみた
3歳の娘に子供用自転車を選んでみた
娘がしばらく前から「じいじに自転車買ってもらう」と主張しており、私としては大きく反対する理由はない。いや……いつもすみません。娘の3歳の誕生日に買って頂くという想定で、自転車を選んでみた。
カミさんが集めてきた情報は以下のようである。
- ストライダー(ペダルのない簡易自転車)が人気である。
- ストライダーから普通の自転車に変更可能な、へんしんバイクが人気である。
- 普通の自転車のペダルを外してストライダー風に使う人もいるが、自重で操作しづらい。
- こどもの身長によって適合タイヤサイズが異なる(これは大人と同じ)
なるほど。
関係ないけど、へんしんバイクと聞くといつも「偏心バイク」に脳内変換されて、タイヤの中心が偏ってすごく乗りづらい自転車を想像しちゃうんだけどもそれは私だけか。
先に結論書くと、Peopleのかじとり式自転車14インチを購入した。結果、まぁ可も無く不可も無く。
People サポート舵 14インチ
フレームをまたぐ時に片足を上げてまたぐのがまだ怖いみたい。
サドルを本人が乗り降りしやすい高さにすると、ペダルの上死点で足が折りたたまれてだいぶ乗りづらそう。乗り降りを大人がサポートする前提でサドルの高さはそれなり高くした方が漕ぎやすいはず。
いくつか14インチの自転車を見たが、いずれもペダルの中心とサドルの位置が、大人用自転車に比べて近い気がする。上死点で膝に近すぎるような……。メーカーの公式見解はいかがなのであろうか。
People サポート舵 16インチ
子供は背が伸びるのが早いので、先々まで使える16インチを推す、という層もいた。それはたしかにそうなんだけど、うちの子はそれほど体格が大きい方でもないので、けっこう上体が泳ぐ感じになる。
ストライダー
軽い。子供にとっては扱いやすそう。
へんしんバイク
→へんしんバイク 公式 – 30分で自転車デビュー | 3歳からの子供用自転車
近所ではオリンピックにしか置いてなかった。
重量は比較的軽くて、ストライダー寄り。
あと後部にフレームがなくてすっきりしているせいか、フレームをまたぐ必要がなく、本人は乗りやすそう。
考え方
舵取り自転車(ピープル)でもへんしんバイクでも基本は同じだと思っている。
- 舵取り > 慣れたら補助輪外す > 買い替えで16インチ
- へんしんバイクペダルなし > ペダルつける > 買い替えで16インチ
舵取りの部分が必要かどうか、だけが問題で、それ以外の流れは変わらないと判断した。
私が決めていいなら、へんしんバイクかな。ピープルからペダル外すのはメーカーの想定外利用になるので、そこは注意が必要。重量があるので、それなりに体格がないと、倒れてしまいそう。
結論
カミさんは「基本的には単独で走らせるのではなく、常に親がつく形になるので、舵取りの方がハンドルしやすい(へんしんバイクは止めにくい)」とのこと。今のところはベビーカーの延長として利用し、自分で乗れるようにするのはもっと後、という考え方。
結果的に、ピープルの14インチを購入。
本人は「自分の自転車」ということで気に入っており、たまに乗って近所の公園にでかける、という感じ。いずれは「お姉さんになって、お父さんが子供になって、後ろに乗せてあげる」と言っている。
2017–06–13追記)4歳5ヶ月
片足上げてまたぐのはほどなく慣れた。そして背がだいぶ伸びたのでサドルの位置を少し上げ、上死点で漕ぎにくい問題も解消したみたい。
本人は4歳になった前後から、ストライダーを横目で見て「タイヤ(補助輪)を外したい」と言うようになった。ちょっとお父さんが手が空かなくてほったらかしてますけれども。
[EOF]
2019-07-19追記)小学校1年生
先日、22インチの自転車を買いました。この自転車については別途記事にします。
私自身の感想としては、やはりかじとり自転車よりはストライダーにした方が、自転車の習得は早かったのではないかと思っています。結局かじとり自転車のペダルを外してストライダー状態にして練習することになったからです。また、ストライダーにしておいた方が、早いうちに身体のバランス感覚を鍛えられたのではないかと思います。
ストライダー→16インチ→22インチという流れが正解だったかもしれません。