こども歌舞伎スクール寺子屋の見学会へ行ってきた
歌舞伎座で行われた、こども歌舞伎スクール寺子屋の見学会へ行ってきました。
歌舞伎スクール寺子屋とは
歌舞伎の子役としてのお稽古を通じて、和の世界にまなぶスクールです。
月3回のお稽古があり、そのうち1回は日本舞踊のお稽古。4月〜7月までは発声法や稽古着の着付け、立ち振る舞いなどの基礎を学びます。8月からは実際の舞台の子役オーディションを目指しての練習になる、とのこと。
会場は歌舞伎座の4階。受付開始時間になっていたので、稽古場へ。
廊下で開始まで少し待つ間、パンフレットの写真を見ている娘に「(女形の)この人、たぶん男の人だよ」と言うと不思議そうな顔をしていましたが、周りの子にも教えてあげていました。
廊下で事務局の方から少し説明を受けました。
- 中では生徒さんたちが稽古の真っ最中。
- 2月の発表会に向けて『菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ) 寺子屋』という演目の子役部分。
- 来週、子役のオーディションがあるので、みんな熱心に稽古しているところ。静かに。
- 稽古中の撮影や録音は禁止。飲食禁止。
- お手洗いもできれば開始前に。お稽古の途中で抜けることも一応可能。
- 子供が騒ぐようであれば一度退室をお願いすることもある。
- 30分見学、その後廊下で質疑応答。途中の退室も可。
- 座席が限られているので、立ち見になる場合も。基本は受付順。
稽古の様子
さて稽古場に入ると、10人ほどの子供が女性の先生からお稽古を受けていました。
子供が風船で遊んでいる場面らしい。私、歌舞伎はあまり詳しくありませんので(汗)詳しくはwikipediaなどご覧下さい。
→菅原伝授手習鑑 – Wikipedia
語り(先生)「わかぎみはおとなしく」
寺子1「いちにちに」
寺子2「いちじまなべば」
という下りを繰り返し行っていました。
発声と動作を同時にやることがなかなか子供たちには難しそう。台詞末尾のイントネーションを少し上げるのが決まりらしいのですが、これも意識していないとブレがちです。
母音だけで「いいいいい」「いいいああえあ」という練習をする場面もありました。息継ぎ、鼻濁音なども説明していてなかなか高度です。先生曰く、「腹式呼吸、滑舌、気持ちを入れるの3つができないと菅秀才の役はできませんよ」
菅秀才の役と小太郎の役があるようです。
休憩時間に改めて事務局の方から説明がありました。
- 月に3回稽古があり、うち1回は日本舞踊、2回は芝居の稽古になるとのこと。
- 4月入学〜7月は基礎的なレッスン。着付け、発声、のどの開け方、腹式呼吸など。所作(座り方、立ち方、お辞儀)。最後に外郎売りの発表会。
- 8月は夏休み。
- 9月から具体的な演目の稽古に入る。
30分で終了し、質疑応答に残られる方々を残して、娘と歌舞伎座を出ました。
かなりの真剣勝負なので、親子ともども、それなりの熱意をもって通うことが求められそうな雰囲気を感じました。まぁ実際の歌舞伎の舞台に立つわけですから、当然ですが……。休憩時間の親御さんも、水分補給してお手洗いに行かせて、とピットクルーなみの忙しさ。
歌舞伎座を出てから娘にやってみたいか訊くと「着物を着たい」ということで、演技そのものにはあまり興味を持てなかったようですが、和服への興味というのはあるようです。
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