『ちいさな かいじゅう モッタ』
ちいさなかいじゅうモッタが初めて「みんなをこわがらせる」はなし
ちいさなかいじゅう、モッタはかわいいヤツ。お父さん、お母さん、6人のお兄さんたちと一緒に暮らしている。お兄さんたちが「がおー!」と怖い顔をしておどかしあっているのを見て、モッタも「がおー!」とやってみるけれど、兄たちには「お前はかわいいなぁ」と可愛がられる始末。でも、お兄さんたちを怖がらせたい!
なんとしてもお兄さんたちを怖がらせてやる! と森に分け入ったモッタが見つけたものは……。
モッタがやっぱりかわいいのです(感想)
平たく言えばモッタの成長物語。話の構図としては『小さなバイキングビッケ』を思い出させる。身体が小さくてかわいいモッタが頑張って工夫して……というところがハラハラするし、うまくいったときには大変爽快。
子供も「モッタかわいい」と思っているようで、そのギャップにまた萌える、という絵本だと思われます。オランダの作品。
『ちいさな かいじゅう モッタ』
作者イヴォンヌ・ヤハテンベルフ
翻訳 野坂 悦子
参考URL →yvonne jagtenberg
うちの娘の年齢と反応繰り返し読みたがる。「モッタかわいいね」
パパのお気に入り度 ☆☆☆☆
洋書情報
2016–07–04(月)現在では、原書(オランダ語版)しか見つからない模様。英語あればいいのにな。