10進数だけじゃ物足りない
手描きで教える算数
小学校1年生の娘の算数を見る際、手描きで補足説明をすることがあります。
比較的よく書けたかな……というものを共有します。
10進数だけじゃ物足りない
娘が10のまとまりについて学んでいるのを見て矢も楯もたまらず、16進数と8進数の概念を図示してしまいました。
娘には理解しなくていい、とあらかじめ伝えてあります。
別に覚えるとか理解するとかじゃなくて、何かヒントのような形で、何年か後に「そういえばこんな図は見覚えがあるぞ」という程度に思ってくれたらいいと思います。
ちなみに以下の条件を考慮して25を使った図になっています。
- 16進数にした時にABCDEFが出現しない
- 8進数にした時に3桁にならない(3桁目が8*8というのはかけ算のできない娘には難しい)
- コンピュータでの理解に必要な8進数と16進数を説明する(2進数はだいぶ見え方が難しいのでそこまでは追わない)
別にアシモフの短編で「クリスマスとハロウィーンは厳密に同じものですからね」という話があったからではありません……。
2進数について
2進数については、こういう階乗の絡みで説明するより、ゲーム的に理解させてしまった方がいい気がします。いずれやってみたいと思いますが、たとえばこんな感じで。
- ダイヤモンド = 2 エメラルド
- エメラルド = 2 サファイア
- サファイア = 2 ルビー
- ルビー = 2 ガーネット
さて、13ガーネットを交換するとどうなる? というような感じです。
2ガーネットの組み合わせでルビーが6つとれます。
★★ ★★ ★★ ★★ ★★ ★★ ★
しかし、ルビー二つでサファイアと交換になります。
(★★ ★★)(★★ ★★)(★★ ★★)★
そしてサファイア二つでエメラルドです。
{(★★ ★★)(★★ ★★)}(★★ ★★)★
つまり、
エメラルド1
サファイア1
ルビー0
ガーネット1
つまり13 = 1101が答えになります。